先日、伊勢神宮の史料館・神宮文庫へ史料閲覧に行ってきました。
神宮文庫の閲覧方法、いつも忘れがちなので自分の備忘のためにもまとめてみました。
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○閲覧可能日、時間
・木・金・土曜日の9:00〜16:00
○閲覧申込
・閉架式。閲覧希望の本を申請用紙に記入、受付に提出。
・本は目録(和書)、検索PC(洋書)で調べられる。
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和書(和綴本):『神宮文庫所蔵和書目録』(神宮司庁編、戎光祥出版、2005)
洋書(製本された本):検索用PC
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・出庫は以下の決まった時間(1日5回)のみ。
9:30、10:30、11:30、13:30、14:30
・返却は随時受け付けてくれる。
・閲覧可能冊数は一人なら一度に3冊、一日12冊まで。
複数人での申込だともう少し多いはず。
・複写も受け付けてくれるようだが、
マイクロフィルム作成後の複写となるので、それなりの費用と時間が必要。
○その他注意事項など
・閲覧室に持ち込めるのは筆記用具(ノート、鉛筆)のみ、
シャーペン・ボールペンはだめ、消しゴムも使用禁止。
・その他の荷物は入り口脇のロッカー(100円が必要、使用後戻ってくる)へ。
・ロッカーの鍵は閲覧申込の時に受け付けに提出。引換証をもらう。
最後に本を返却した時に鍵と交換。
・史料は箱に入れて出してもらえ、移動させる時はその箱で。
・巻子本の閲覧時には下に敷く布と卦算を貸してくれるので、それを使う。
・閲覧前には手を洗う(大事)!
・建物内はスリッパに履き替え。
・空調は良く効いている。
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こんなところでしょうか。
アクセスは、伊勢市駅、宇治山田駅から出ている内宮行きのバスに乗り、
徴古館前または皇学館大学前で降りればすぐです。
私は伊勢市駅前のホテルを拠点にして歩いて通いました。20分強といったところです。
あと、閲覧希望の本は事前に書名、蔵書番号を調べていくのが吉です。
Web上で最新版の目録は見られないのが難ですが、各地の図書館に備えられています
(Ciniiで「神宮文庫所蔵和書総目録」と検索すると所蔵図書館が出てきます)。
また今回私がつかった『神宮文庫所蔵垂加神道橘家神道関係書目録』(吉崎久編、皇學館大學神道研究所、1981.3)のように特定の目的にあった目録もあるので、事前に分かるものもあるかと。
今回も閲覧史料全ての複写は現実的ではない(費用も時間も)ので、
やはり必要な箇所をメモ、筆写しましたが、
これが結局文書の内容も頭に入るし、一石二鳥で良い気がします。
図とかが必要ならまた別でしょうが。。
ちなみに、神宮文庫入り口の門は旧福島御塩焼太夫邸門(「御師邸門」伊勢市有形文化財)。